
宮城県の金運神社で有名なのが岩沼市の「金蛇水神社」ですが、その分社が仙台の青葉区にあります。
今回は、一番町のアーケード内にある「金蛇水神社 仙台一番町分霊社」をご紹介します。
金蛇水神社 仙台一番町分霊社の場所・アクセス
場所:宮城県仙台市青葉区一番町4-11 三越の隣り
アクセス:地下鉄勾当台公園駅徒歩2分
仙台三越の本館と定禅寺館の間にある小さな神社です。アーケードのビル谷間にあるので見逃してしまいそうです。
それでも、金運・商売繁盛のご利益に与ろうと、参拝客がひっきりなしにやって来ます。
金蛇水神社の由来
境内のお札にありました金蛇水神社の由来を要約します。
金蛇水神社仙台一番町分霊社は(宮城県)岩沼市三色吉に鎮座する金蛇水神社の御分霊をこの一番町四丁目の氏神として迎え祀った神社である。祭神は水速女帝(ミズハヤメノミコト)といい、相殿の神として大己貴命(オオナムチノミコト)と少彦名命(スクナビコナノミコト)を併せ祀っている。金蛇の大神は霊験あらたかな神としてよく知られているが、特に「商売繁盛」「金運円満」の神として信仰を集めている。
御社名については、次のような由来がある。一条天皇の永祚元年(989)に、京の都三条に住む小鍛治宗近は天皇の佩刀を鍛えようと勅命を受け、諸国を巡歴中、たまたま三色吉の地に至り、水神宮の辺りで霊水を発見した。そこで水神宮に祈祷して神恵を乞い宝刀を鍛え上げることができた。
帰路に就くにあたり、宗近は真贋の成就を感謝し、雌雄一対の金蛇を斎鍛して水神宮に奉納した。以来この金蛇を御神体としえ崇め、社名も金蛇水神社と称え今日に至っている。
蛇は水神の化身であり、古くからお金や商売の神様として祀られてきました。
仙台一番町分霊社には、蛇が浮き出た模様の蛇石が2つあり、この石をなでると金運が上がる、などと言い伝えられます。
そうした理由で商店街アーケードの一角に鎮座しているのでしょう。
仙台一番町分霊社・駐車場や御朱印は?
駐車場はありませんので、近くにコインパーキングなどを利用してください。社務所もありません(無人)ので、御朱印やお守りの販売も残念ながらありません。
御朱印などは、やはり本家の金蛇水神社に参拝していただくのが良いでしょう。
【金蛇水神社】
場所:宮城県岩沼市三色吉字水神7
電話:0223-22-2672
尚、金蛇水神社 仙台一番町分霊社では、毎月1日の午前11時からお祭りが行われます。こちらは一般の方も参列できますよ。
また例祭日は毎年8月最終日曜日13時より例として、神輿渡御が行われます。
青葉区にはさらに2つの分社が?!
実は青葉区内に、金蛇水神社の分霊社がさらに2ヶ所あるのです!
1つは青葉区立町にある「仙台立町分霊社」です。立町界隈というと、ちょっと如何わしいんですがそのホテル街の中にあります。ご利益としては同じく「商売繁盛・金運」です。
【仙台立町分霊社】
場所:仙台市青葉区立町一丁目
もう1つが宮城野区鉄砲町にある「仙台鉄砲町分霊社」です。
こちらは何とコインパーキングの敷地内にあるんですが、それでも正式な金蛇水神社の分霊社となっています。
【仙台鉄砲町分霊社】
場所:仙台市宮城野区鉄砲町170 コインパーキング内
仙台で商売を営んでいる方、金運に強い神社に参拝したいかたは金蛇水神社の分霊社へぜひどうぞ。
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