
「瑞鳳殿(ずいほうでん)」とは、仙台藩祖の伊達政宗の命で建立された霊屋(霊廟)で、簡単にいうお墓みたいなものです。
御廟の建物がきらびやかで豪華、国宝にも指定されている貴重なものです。(現存ものは戦災後に再建された)
敷地内には二代忠宗公・三代綱宗公の霊屋のほか資料館などもあり、仙台伊達家の歴史を知る上でも重要な施設です。
仙台七夕のときはライトアップされ幻想的な姿に。また、紅葉がとても綺麗だということで秋の仙台の観光スポットとしても有名です。
目次
瑞鳳殿のアクセス方法
瑞鳳殿は仙台駅周辺の繁華街から少し離れたところにあります。
アクセス方法は車・バス、徒歩などいくつかのルートがあります。
観光バス・るーぷるバスがおすすめ
おすすめは「るーぷる仙台」という仙台市内の循環型観光バスを利用すること。このバスが一番楽に行くことができます。
ただし、このバスは一方通行なので、仙台駅に帰る場合は市営バスかタクシーを利用するしかありません。瑞鳳殿付近はタクシー全く捕まえられないので、市営バスが現実的です。
車でいくなら注意!
車で行く場合ですが、土地勘のない人にはあまりオススメできません。
理由は、瑞鳳殿周辺の道が狭い坂道で運転しずらく、道路が混雑する(朝夕はとくに)ためです。さらに、ナビやグーグルマップでも、正確な道案内が期待できません。
駐車場について
瑞鳳殿正面入口左手に「第一駐車場」、手前の市道沿いに「第二駐車場」があります。道路右に看板が掲げられているので、迷うことなく見つけることができます。
駐車料金はどちらも無料。ただし、駐車台数が48台ほどで、土日などは混雑します。満車や順番待ちもあるのでご注意。
徒歩でも行ける
仙台に土地勘がない人でも、歩いていくと仙台駅から40分弱で到着することができます。
徒歩だと仙台駅アーケード通りや青葉通一番町駅付近の繁華街を通過し、東北大学を眺めながら広瀬川を渡っていくので、景色には飽きないかと思われます。
瑞鳳殿の時間・料金など
開館時間・休館日
営業時間は季節により終了(最終入館時間)が30分違います。休館日は特になく、大晦日と元日だけ休館日となります。
2月1日~11月30日 9:00~16:30
12月1日~1月31日 9:00~16:00
料金・入場料
拝観料金(入場料・利用料)
一般・大学生→550円
高校生→400円
小・中学生→200円
割引(キャンペーン・クーポンなど)
るーぷる仙台の一日乗車券を入場券売り場で提示すると、料金が割引になりますよ。
一般・大学生→450円
高校生→350円
小・中学生→150円
境内に階段があるので
瑞鳳殿の入り口までに、急な階段が70段ほどあります。さらに、境内は全面が石畳なので、歩きずらい部分があります。足が不自由な方や車椅子での観覧はちょっと厳しいかもしれません。
子供OK?遊ぶところある?
子供ももちろん入場できますが、騒がしく遊ぶような雰囲気ではありません。
正直子供にはあまり面白くないかもしれません(子連れの観光客はたくさんいますよ)。
混雑状況は?
入場口で並んでいるところはあまり見かけたことはありません。ただし、観光シーズンは少し人が多いなぁという印象でした。
基本的に回覧ルートがあり、自分で歩いて観光するタイプの場所なので、人が滞留することはないかと思われます。近年は外国人観光客が増えてきた印象があります。
食事・グルメ情報
瑞鳳殿の坂下にある「おたま茶や」という甘味処がおすすめ。外で歩きながら食べられるジェラートや、店内での休憩や食事メニューもあります。
その他には瑞鳳殿へ到着する前にある和菓子屋さんが個人的に好きです!瑞鳳殿周辺は閑静な住宅街に位置しているため、ほかに観光スポットや商業施設などは見受けられません。
御朱印・お土産・グッズ
瑞鳳殿の御朱印は、窓口付近の売店で購入できます。御朱印1枚200円です。
お土産やさんがあり、こちらは入場券を買わなくても入ることができます。
伊達政宗にちなんだ商品や、外国人ウケしそうな和風の商品が売られています。
おすすめのルート
瑞鳳殿は、るーぷる仙台を利用して仙台市内を観光するときに、その経路の一部として寄ってみるといいと思います。るーぷる仙台を利用すれば、瑞鳳殿の次に、馬に乗っている伊達政宗の像で有名な仙台城址に行けます。
個人的に、午前中の最初に瑞鳳殿に寄り、その後に仙台城址に行くとちょうどいい具合にお腹もすいてくるかと思います。
また、瑞鳳殿は最終入場時間が時期により違いますが、るーぷる仙台の最終バスに合わせた時間となっていて安心です。
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